歯は顎の骨に直接植えられているものではありません。
歯はセメント質から始まり、歯根膜をぬけて骨組織に入り込んでいる結合組織繊維により、宙吊りのような格好で座っている。だから脳が感じる噛む感触というのもこの宙吊り感が大前提で、昨今流行のインプラント治療は生理学的には異質かつ有効性が100%証明されていない。
なるべく歯を残そうとするのが歯医者の本来の姿だ!という至極真っ当な主張の本書。
安易に抜きまっせ、と言う歯医者に出会ったら本書に書いてあることを思い出しましょう。
「根管治療」という言葉を本書で初めて知りました。削る・抜くで儲かる歯医者業界の常識に一石を投じる書。