国民の思想
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定価 : ¥ 1,800
販売元 : 産経新聞ニュースサービス
発売日 : 2005-03 |
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商品名 |
納期 |
| ¥ 1,800 |
国民の思想 |
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書いている方はいいとしても、読んでる奴が●●だとわかる本 |
個々人の思想を、そんなに簡単に外部の特定集団によって既定されることほど恐ろしいものはありません、ということはこういう本を支持されている方々が一番感じていることじゃないんですか?それなのにこの本こそが「国民の思想」だといわんばかりに主張される方々が多くいらっしゃるというのはいったい、どういうことなんですかね。大いなる自己矛盾だと思いませんか?国民の思想なんていうのはそれこそ、単に個々人の思想の総体であるだけでいいわけで、そんなものは、それこそ、個々人が古今東西の古典、文学、哲学、芸術ありとあらゆるものに触れて、初めて自然に形成されればいいことだと少子は思っているのですけど、いかかでしょうか。まあ「つくる会」支持者の皆様は、ごくごくマイナーに、今まで通りやっておられれば社会に害毒はないわけですが、こういうものが国民の多くに支持されるようになったら、そのときこそはヤバイ世の中になってきた、と考えるほうがまっとうな社会感覚ではないでしょうか。すでにそういう兆候が現れてきていますので、少子はそっちのほうこそ危惧しているものですけど。
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もし |
本当に「国民の思想」を教えたいなら、徹底的に思想なり研究なりやってみんかい。安っぽいプロパガンダなんかやめとけ。大体、著者らが言うほど「国民」が大事なら、こんな下らん本は出せんと思うけど。自分が立てた大儀なら、こだわりぬいたらどうだ。
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説得力なし! |
どこがいいの?
結局、こいつは左翼を叩きたいだけでしょ?だったらそうした本のタイトルに改題すべき。
うだうだ長々と自分の考えを言ってるだけで、説得力なし!
なにが「国民の思想」だよ。読んで損した。
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反面教師としてのモデル書(1) |
書評子は現在、教育問題に強い関心を抱いているところであるが、この書では冒頭の第一章全体がこの教育問題に費やされるなど、全編を通して教育問題に熱心に論及しているようなので読んでみた次第である。端的に言って、他人の、それも独特な教育観を覗き見るのは非常に有益だと感じた。
また、著者は保守派の若手論客との呼び声が高いらしいのだが、この『若手の保守主義者』という不気味な存在の精神構造分析にも本書は役立つ。これは初ページで触れられているのであるが、著者の生まれは1962年であり、精神的自立期である学生時代〜青年期を送ったのがバブル絶頂期・バブル崩壊期という価値観の極端な転換があった時期だったことと大いに関係があると言えそうである。
すなわち彼らの世代に属する者は、アイデンティティの確立が困難な時代に青春期を送ったという点では、敗戦・戦後に青春を過ごした大正後期・昭和ヒトケタの世代と同様であり、上下の世代に対する連帯感を持ちにくい、言わば『欠落した世代』を形成している。
それゆえか、著者の戦後民主主義に対する批判は舌鋒を極める。そこには、戦後民主主義が戦前の軍国主義のアンチテーゼとして存在したことなどへの配慮はなく、要するに、著者の青春時代がよくなかった(「表面的には享楽的だったが、不安だった」とする)から戦後民主主義は否定されるべきなのだ、としか読めない。
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反面教師としてのモデル書(2) |
思想としての保守主義についても、ほとんどその論理的根拠は語られていない。例えばいまどきの女子高生は茶髪で援助交際しているから、そういうことのなかった時代の思想のほうが良いにきまっている、という文脈にしか読めないのである。教育勅語まで登場させるのは、かえって説得力を欠くのでやめたほうが良いと思うのだが。
いずれにしても、大学人はこういう論理構造の持ち主でも務まるのかと、書評子は平和日本に安堵したい気持ちであるが、著者の収入にはかなりの公費が投入されていると思われるところ、本書に掲載されている資料は優れたものが多く、その点では、公費投入はまぁ生きている。書評子の今後の活動にも役立ちそうである。
総じて本書は、反面教師としての存在価値は高い。