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このページの情報は 2006年8月3日10時49分 時点のものです。 |
スカイクエストコム総合情報サイト スカイクエストコム・ナビマルチパラダイムデザイン
現在、ソフトウェア開発におけるシステム設計の解決策といえば、すべてがオブジェクト指向によって解決されているかのように認知されている。しかしながら実際には、オブジェクト指向の設計を実現するための選択肢であるC++では、要求される仕様に対し、オブジェクト指向の範ちゅうには含まれない機能を使うことでうまく対応している例をよく見かける。 本書は、ソフトウェアシステムを設計する手法として、複数のパラダイム(オブジェクトパラダイムや生成的プログラミング等)を組み合わせてアプローチする、マルチパラダイムについて書いた本であり、設計のプロセスをサポートするような形式、アイディア、フレームワークなどについて述べている。主な内容は、アプリケーションドメインとソリューションドメイン、それぞれについての共通性分析や可変性分析、そしてマルチパラダイムデザインの使用法の説明、その実装方法となっている。 本書の構成は、各章がそれまでの章に基づいた新しい概念を説明するものになっており、読者は不明な点を前章に戻ることで確認することができるよう工夫されている。またこれにより、ドメインエンジニアリングとマルチパラダイム技法についても読者が理解しやすいようになっている。 しかしながら、内容のレベルは高く、読者対象は、実務上C++を1年以上にわたり使用した実績のある技術者としている。新しいシステム設計の手法に興味のあるC++プログラマーにおすすめしたい。(大塚佳樹)
現在望ましいシステム設計というとオブジェクト指向設計と同義であるかのように錯覚してしまうほどで、またオブジェクト指向にとってそれ以外のパラダイム(物事を捉えるためのルール・考え方)は第2義以下の地位でしかない。 |
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