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このページの情報は 2006年8月3日10時49分 時点のものです。 |
スカイクエストコム総合情報サイト スカイクエストコム・ナビ黒い経済人―「政・官・財・暴」のマネーゲーム
事件からしばらく時間が経過してしまったが、2000年9月20日にあおぞら銀行初代社長本間忠世が自殺したという事件があった。当時あおぞら銀行は、その前身で特別公的管理にあった旧日債銀がソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険といった企業連合に譲渡されたばかりで、いよいよ新たな船旅に出るという矢先の出来事に、社会に大きな衝撃を与えたことを覚えている。私がこの本を読もうと思ったきっかけも、この本の第6章に「あおぞら銀行、本間忠世はなぜ死んだか」が言及されていたからであった。新銀行設立から16日目にしての社長の自殺は、あまりにも突然過ぎ、またあまりにも謎に包まれていたため、私の記憶の奥底に引っかかったままであった。結論から言うと、本書では、やはり真相はやぶの中といったところだったが、しかし著者は自殺に結びついた原因を3つの仮説に従って、当時周辺にいた人物の証言や人間関係、旧日債銀の不良債権問題など様々な角度から事実を書き連ねている。どれが真実に近いかは読者に委ねられているが、しかし霧がかかっていた森が少し薄日を射し、木々の識別が何とかできる程度までにはなったような気がする。全体的に非常に読みやすい文章であり、経済事件に興味がある方には、さらっと読めて良いかもしれない。
「黒い」という形容がついたこの作品。決してオーバーでないということがわかります。私はむしろ「暗黒」かと・・・。 |
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